法人なかま

202109September

ダイジェスト

神田周辺のスケッチシリーズ

大屋書房(神保町)

明治15年(1882)浅草で創業の古本屋さん。大正12年に駿河台交差点に移転。歌舞伎の浮世絵の看板を掲げ、170店もある古書店の中でひときわ目立つ存在です。一般のお客には入りにくいですが、専門家にとっては「宝の山」です。店内に一歩入ると、和綴じ本だけが棚にびっしりと積み上げられ、まるで江戸時代に紛れ込んだように壮観です。最近は4代目の娘さんの研究課題「妖怪物」を扱い始め、若いお客さんも増えているそうです。40年前頃に社長の「纐纈さん」から名刺を頂きましたが、こんな難しい名前の人がいるのかと驚いたことをおぼえています。

 

(絵と文 下田祐治)

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